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原理講論を読もう♪78

<成和学生会報2016年9月号掲載>

 

復帰摂理から見た歴史発展

先月号は摂理的同時性の時代において反復される数理的期間について学びました。4数、12数、21数、40数といった数がそれぞれ原理的な意味を持って使用されていることが分かりました。今月号では実際にどのような時代が摂理的同時性の時代として反復されたのか、またどのようにしてその代数と年数が構成されたのか学んでいこうと思います。
下の図は原理講論509ページに記載されている『復帰摂理から見た歴史発展表示図』です。この図では大きく3つの同時性の時代が反復されていることが分かります。それが復帰基台摂理時代、復帰摂理時代、復帰摂理延長時代の3つの時代です。これまで学んできたように、この3つの同時性の時代は同じ目的、“メシヤのための基台”をつくるという目的で歴史が展開されています。そのためそれぞれの時代の右端に記入されている“メシヤ”が最終的な目的地となり、その後に新しい時代が始まっていることが分かります(ヨセフはメシヤではありませんが、ヤコブがメシヤのための基台を造成した後に登場した人物であり、メシヤのための民族的基台を造成するきっかけを作った人物です。善の家庭的基盤から民族的基盤へと移行したので、時代区分も復帰基台摂理時代と復帰摂理時代へと移行ました)。
3つの時代はメシヤのための基台を造成するという同じ目的を持っていますが、その摂理的版図(摂理がおこなわれる規模)には差があります。復帰基台摂理時代は善の氏族的基台を、復帰摂理時代は善の民族的基台を、復帰摂理延長時代は善の世界的基台を準備するための時代となりました。また復帰摂理時代は象徴的同時性の時代である復帰基台摂理時代を、形象的な同時性で蕩減復帰する時代だと言えます。次に復帰摂理延長時代は形象的同時性の時代である復帰摂理時代を、実体的な同時性として蕩減復帰する時代だと言えます。このように同時性の時代だからといっても、各時代の歴史は摂理的な版図や摂理の次元が違うのだということが分かります。

 

《アダム-ノア/1600年》

それでは具体的に復帰基台摂理時代について考えてみましょう。復帰基台摂理時代はアダムから始まっていますが、これはアダムとエバが堕落してすぐに神様の復帰摂理が始まったことを意味しています。神様は最初の復帰摂理、アダム家庭にておいてカインがアベルを殺害することで摂理に失敗した後、アダムより十代、1600年後にノアを召命されて箱舟の信仰基台を復帰する摂理をおこないました。十数とは帰一数であり、成長期間は十数完成期間(蘇生期、長成期、完成期をそれぞれ三段階に分けると、十数で直接主管圏に入るため)でもあります。人間始祖は堕落してサタンの側に堕落してしまったため、神の側に再帰一する十数完成実体として中心人物を立てる必要がありました。そのため十数の蕩減期間を立てるために、アダムから十代目にノアを召命し中心人物として立たせられたのでした。
次に1600年の意味を考えてみましょう。本来人間始祖は40数完成実体にならなければいけませんでしたが、堕落することで完成することができませんでした。そのため四位基台の各位が40数を復帰する蕩減期間を立てて、更に帰一数として十代を復帰しなければいけなかったため1600年(40数×四位基台の各位×10代)を復帰する蕩減期間となったのでした。

 

《ノア-アブラハム/400年》

ノアは信仰基台である箱舟の摂理には勝利しましたが、実体基台において次子ハムがノアと一体の心情となれず摂理に失敗してしまいました。神様はノア家庭の失敗後、やはり十代と400年後にアブラハムを召命されて、復帰摂理の中心人物に立たせられました。ノアの復帰摂理においてサタンに奪われた条件はアダムからノアまでの10代と、洪水審判40日間でした。そのためノアからアブラハムまでの10代がそれぞれ40数を蕩減復帰しなければいけないためサタンに侵入された40日を40年期間として計算し、400年(10代×40数)という蕩減期間が必要になったのでした。

Category: 誌面説教②