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原理講論を読もう♪75

<成和学生会報2016年6月号掲載>

 

第三次世界的カナン復帰路程の出発

 
先月号ではイエス様の十字架の路程を学びました。イエス様を不信したイスラエル民族と全人類を救うために、イエス様は十字架にかかり、この世での生を終えました。キリスト教ではイエス様が地上に降臨された目的は十字架にかかることにあったと理解しています。全人類の罪を背負って十字架にかかったイエス様は地上での全ての目的を果たされたと考えているのです。しかし統一原理を学ぶと、イエス様は地上で果たせなかったみ旨があったことが分かります。十字架の摂理はイスラエル民族の不信の結果であり、本来イエス様は神様の願われる地上天国を築くために来られたのでした。十字架にかかったイエス様は肉体を失っても復帰摂理を進められるため、霊的に復活して弟子たちの前に現れて、彼らと40日間行動を共にします。これが第三次世界的カナン復帰路程の霊的な信仰基台を勝利するための条件となったのでした。

 
イエス様を十字架に送ってしまった弟子たちは、一様に後悔と失意の生活を送っていました。しかし霊的に復活されたイエス様によってもう一度集められ、今度こそはイエス様を信じ抜くことを決心します。12弟子は復活されたイエス様がいなくなった後も、揺るがない信仰を持ってイエス様を人々に証しました。ここから世界最大の宗教、キリスト教が出発します。以下の聖句はペテロがイエス様について証した部分です。

 

 

 イスラエルの人たちよ、いま私の語ることを聞きなさい。あなたがたがよく知っている通り、ナザレ人イエスは、神が彼をとおして、あなた方の中で行われた数々の力あるわざと奇跡としるしとにより、神からつかわされた者であることを、あなたがたに示された方であった。このイエスが渡されたのは神の定めた計画と予知とによるのであるが、あなたがたは彼を不法の人々の手で十字架につけて殺した。神はこのイエスを氏の苦しみから解き放って、よみがえらせたのである。(使徒行伝2・22-24)

 

 

こうして12弟子たちがイエス様を信じ、仕え、従ったので“堕落性を脱ぐための蕩減条件”を立てて“霊的な実体基台”を復帰することができたのでした。

 
こうして霊的に信仰基台と実体基台を復帰することができたため、復帰摂理の公式により“メシヤの為の霊的な基台”を復帰したのでした。イエス様は霊的なメシヤの位置に立ち、聖霊を真の母の位置に立てることで、霊的な真の父母の位置を確立したのでした。こうして霊的な真の父母が誕生したため、イエス様を信じる者は霊的に重生し、弟子たちによって多くの奇跡がおこなわれたのでした。こうして“メシヤのための霊的な基台”の上で霊的カナン復帰路程が完成されるようになったのでした。

 

キリスト教は再臨主を迎えるための基盤

 
信徒たちは霊的カナン復帰の恵沢により霊的な救いを受けることはできましたが、肉身はサタンの侵入を受けたままであるため、原罪は依然として消えずに残っていたのでした。つまり霊的には神様の側に立つことができても、肉的にはサタンの束縛から逃れることができないのです。そのためどんなにキリスト教を熱心に信仰する人も、修道院で修行を重ねた人も、原罪の影から脱け出すことはできなかったのでした。

 
そのため人類が原罪を完全に脱いで霊肉両面の救いを受けるためには、イエス様の使命を受け継ぐ実体の再臨主を迎えなければいけませんでした。再臨主は神の血統を受け継ぐ者であり、人類はこの再臨主に接ぎ木されることによって原罪を脱ぎ、サタンの主管から脱け出し、神様の愛の主管圏に入ることができるのです。キリスト教は地上に来られる再臨主を迎えるために準備された神様の基盤でした。再臨主が神の願われる地上天国を短期間に建設できるようにキリスト教は世界的宗教へと発展していきました。多くの迫害に見舞われながらもキリスト教徒の数が増え続けたのは、そこに再臨主を迎える宗教として摂理的役割があったからでした。

 

6000年の復帰摂理の結実

 
こうしたキリスト教の基盤の上に来られた再臨主こそが真のお父様でした。残念ながらキリスト教は真のお父様を受け入れることができませんでしたが、真のお父様はイエス様が成せなかった真のお母様との御聖婚を通して実体の真の父母が誕生したのでした。真の父母こそが、アダム家庭から出発し、イエス様の十字架路程を経た6000年の復帰摂理の結実でした。そして真の父母様を中心として築かれた真の家庭こそが、神様が夢にまで見た真の家庭がこの世界に出現した瞬間でした。そして真の父母様の祝福により神様の血統圏に復帰され、原罪とは関係のない善なる血統をもって生まれたのが祝福家庭の子女である祝福二世たちなのです。

 
イエス様が地上で成すことができなかったメシヤの責任は、再臨主である真の父母様によって成されました。しかしこの地上にはまだ神様の願いである地上天国、天一国が実体で築かれていません。イエス様の、真の父母様の、そして神様の夢である天一国を築くことができる二世、そして祝福家庭となっていきましょう!

Category: 誌面説教②