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神様の結婚式

<成和学生会報2016年3月号掲載>

廣川部長

 

神様の悲しみの一端に触れた時

 

私が神様に出会った話をしましょう。2012年7月1日から30日の期間に“基元節祖国光復の為の新氏族的メシヤ3600名原理本体論30日特別教育”という長いタイトルの修錬会に参加しました。当時勤めていた仕事を辞めて、一大決心をして参加しました。
参加してみると、90分の講義を朝6時から6コマ、ひたすら原理講義です。私もこの修錬会に人生をかける気持ちで参加していましたので、講義時間はひたすらノートを取り続け、さらに毎日21分祈祷を一日3回おこなっていました。
そんな中で講義を聞いていると、なぞのフレーズが何度か出てきます。「核の中に二性性相があって、それが授受作用すると軸が伸びて父になった。しかし軸だけでは広がらないので母が必要だった」「えっ?」と思うと何の解説もなく次の話になっていきます。他の修錬生にも「あれはなんの話?」と聞いて回ったのですが、誰も明確な答えを持っていません。
2週間が過ぎました。このまま何もなく家に帰るわけにはいかないと焦りも出てきた頃のことです。祈祷の中で、家には小さい子供が3人、収入もない状況を覚悟してこの修錬会に送り出してくれた妻、体調を崩す人が多い中でも健康に修錬会に参加できるこの体、本当に神様に感謝の思いがあふれてきました。「ところで神様、あなたには、自分の子供、自分の妻、自分の体をお持ちですか」と祈った瞬間に、大粒の雨が降り始めました。慌てて、祈りを中断しました。
その次の日、いつもの場所でお祈りを始めました。「神様、考えてみれば、あなたには、自分の子供っていないですよね。自分の妻もいないですよね。自分の体も持っていないですよね」と祈った瞬間に、昨日と全く同じように大粒の雨が降り始めたのです。「これは神様の涙だ」と直感しました。その涙はあまりにも悲しく、私はその場を離れると、孤独な神様をまた傷つけてしまいそうな気がして、そうすることができませんでした。どんどん体が雨でぬれていきます。寒くなってガクガクと体が震えていきます。「これが神様の6000年の悲しみなんだ。真の父母様はこの悲しい神様を知って、その重荷を一人で背負ってこられたんだ」30分後、雨がやみました。「わずか30分間、神様の悲しみの一端に触れるだけでこんなに大変なのに、真の父母様は一生涯、この悲しい神様を背負われてきたんだ」とお父様の偉大さを改めて実感しました。

 

恩讐を愛する神様

その夜、もう一度祈ってみると、あの謎のフレーズの意味が分かったのです。あれは神様の成長の話だったのです。天地創造を始める前、神様が無形の男性として成長し、妻としての有形の女性を必要としたというのです。それがエバです。エバは、男性である神様にとっては、娘というより神の妻という立場であったのです。
そして、エバとの結婚を願った神様が、自分の体としてアダムを創造したのです。アダムとエバの結婚式、それは同時に神様の結婚式でした。ところが、その直前に、アダムとエバが神様を裏切ったのです。自分の妻であるはずのエバが、怨讐の子供を産んだのです。それが堕落人間です。神様は6000年間、怨讐の子供の面倒を見続けてきたのです。堕落人間にどんなにかわいい赤ちゃんが生まれたとしても、神様にとっては「これは自分の子供ではない」という悲しみを抱えざるを得ないのです。

 

神様が抱きしめられる最初の子女

あまりにもかわいそうな事情を抱えた神様に、真の父母様は出会われました。そして、真の父母様が最初に取り組まれたのが、祝福運動でした。祝福家庭から生まれてくる二世は、純粋に神様が「私の息子だ、私の娘だ」と抱きしめることのできる歴史上、初めて現れた神様の子女なのです。
神様にとって祝福二世は特別な存在なのです。神様は自分の息子・娘を誇りたいと思っています。しかし神様は公平な方ですので、祝福二世に対してひいきをすることはできません。かえって過酷な環境の中で勝利する二世が現れえることを願われているのです。
この孤独な神様を結婚させてあげたいという思いで、真の父母様は生涯を捧げられました。そしてついに2013年1月13日に神様の結婚式として基元節の一日をお迎えすることができたのです。まさにこの日は、宇宙創造前から神様が思い描いていた夢が実現した日なのです。神様と私たちを繋げてくださった真のご父母様に心から感謝しながら、日々の生活を正していけるよう頑張りましょう。

Category: 二世へのMessage