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心情文化発信型の成和学生部

<成和学生会報2015年6月号掲載>

 

成和学生部で取り組むあらゆる活動を“心情文化活動”と呼びます。心情文化活動は、①心情を中心とした人格の形成、②心情文化共同体づくり、③心情文化の発信という3つの目的を持っています。
まず、心情文化活動において一番大切なことは、成和学生として心情を中心とした人格を育んでいくことです。これは為に生きる精神を養うことであり、“み言”を学び、それを活動を通して“実践”することで人格を形成していくことを意味します。そして、成和学生一人ひとりが、私たちの心に神様が与えた良心を感じ、考え、行動することができ、神様の子女であるという自覚と誇りを持つことを目標としています。次に大切なことは、心情文化を分かち合う共同体をつくることです。神様の子女として成長を目指す一人ひとりが活動に投入し一つのことを成し遂げていくことで、心情を共に実感し分かち合っているという感覚から、神様を親とする兄弟姉妹であるという心情を育むことができます。そして、さらに心情文化活動を通して目指していくのが、心情文化の発信です。

 

これまで、成和学生部では、“真の父母様に捧げる”という精神を大切にしてきました。それによって成和学生たちは真の父母様を慕い見つめてきましたが、相対的に社会や周囲に対しては、アベルとして目を向ける姿勢を強調してこれなかったと感じています。成和学生会では伸び伸びと活動していても、学校や社会では自分自身のアイデンティティーを共有し分かち合うことができないため萎縮してしまい、二世としての顔と社会での顔という二面性を持ってしまう状態に陥るケースがありました。
しかし、心情文化の発信とは、真の父母様と一つになっている二世圏が、むしろ真の父母様をモデルとして学校や社会に目を向け、その価値観を共有していこうとすることを意味します。これまで、成和手帳や成和学生会報や自叙伝『平和を愛する世界人として』は、主に成和学生の教育のため活用されてきましたが、さらに心情文化発信のツールとしても活用していくことを期待しています。つまり、学校の友人や知人にも成和学生部の取り組みや文化活動を発信して感化させていき、自分自身のアイデンティティーを発信して成和学生としての一貫性を社会に対しても持っていくという姿勢です。これまで成和学生のリーダー像は、どちらかというと成和学生会に通う二世をまとめることがイメージされてきましたが、これからの成和学生のリーダー像は、心情文化の発信型のリーダー像であるべきだと感じています。
心情文化の発信型の成和学生会づくりの大きな取り組みが2015年度成和学生部よりスタートします。それは、これまで“真の父母様に捧げる”という目的で開催されてきた中和文化祭が、親族や友人・知人を誘って文化発表をおこなっていく心情文化発信型の中和文化祭となります。中和文化祭のメインテーマは“忠孝”です。このテーマが、どのようなメッセージ性を持って社会に届くようになるのか…。2015年度から新たな成和学生部の挑戦がスタートします。そして、真の父母様が本来願っている成和学生の姿へと、さらに一歩前進していきます。

Category: ご父兄、二世担当者様へ