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準備と基盤

<成和学生会報2015年2月号掲載>tppic09

 

一生を生きる準備

皆さんが知らなければならないことは、人間は現在だけを生きているのではないということです。過去の先祖の時代からずっと生きてきたのであり、今も生きていて、これからも生きていかなければなりません。そして、過去も現在も未来も、いつでも競争しているのです。また、必ず相対がいます。オリンピック大会で、もしチャンピオンになろうとすれば、チャンピオンシップに対し、必ず挑戦してくるのです。歴史過程において、より高い次元に発展するために、それは不可避的な現象なのです。
ですから、いつでも挑戦を受けなければならず、その挑戦を克服できる過程を経なければなりません。そうでなければ、より高い発展した世界に前進できないというのが、歴史観においても、社会生活においても、発展の原則である、ということを知らなければなりません。
今まで先生は、とてつもなく大きなみ旨を抱いて闘ってきたのですが、今では世界的基盤が、ある程度築かれてきたのです。その過程において、先生が一番心配することは何かといえば、準備のない人、基盤のない人、よりどころのない人のことなのです。このような人ほど、悲惨な人はいないのです。
 どんなに実力があったとしても、その実力を中心に、自分が対社会環境に挑戦し、克服するには、長い期間の準備が必要です。必ず準備が必要なのです。その準備過程を経ずしては、絶対に基盤というものは出てこないのです。
このことは、皆さんの個人生活においても適用されることであり、社会生活、また、国家の行く道や、歴史の行く道にも同様に適用されるのです。人間の一生を考えてみた時に、人間は一生をどのように生きるべきなのか、その準備をしなければならないのです。

 

新しい基盤を築く

皆さん、青少年時代について考えてみましょう。少年時代から青年までの期間に、皆さんは勉強しますが、その勉強とは何でしょうか?それは、準備をすることです。今日の社会基盤の上に、新しい基盤を築くために準備をすることなのです。
その準備した内容は、新しい環境の中で築かれた歴史的伝統基盤となるのですが、それが現在の基盤よりも劣る時には、既成圏内に消化されてしまうのです。既成時代圏を克服できないということです。全てが既成圏内の基盤の中で消化されてしまい、新しい歴史発展の基盤にはなり得ないのです。
このように考えた時、青少年時代には夢を持ち、現在の国家全体を眺めなければなりません。そこには経済分野、政治分野、文化分野、教育分野、宗教分野などの全般的な基準が入っています。この全般的な基準を眺める時、その基盤を乗り越えるには、その基盤を乗り越え得る準備が必要だというのです。
今日の世界を見ると、民主世界と共産世界とがあります。そこで、どのように跳躍をすればいいのでしょうか?これは、誰でも願うことですが、これを解決することは大変難しいのです。それは、ある個人だけではできないのです。国家全体がそれをしなければ、不可能なことなのです。国家全体がそれを解決するためには、まず精神的統一が必要なのです。
ですから、国家政策を立てて強調することも、あるいは、経済問題に対する見解を発表することも、選挙の時に、“自分はこのようにしよう”というすべての発表も、ある一つの分野において新しい次元に行くための、準備してきた内容を発表することに過ぎないのです。このように考える時、このことは、どこの社会でも適用されることなのです。
皆さんは成功したいですか?成功は誰でもしたいのです。では成功するためには、どのように生きなければならないのでしょうか? それには、まず成功できるための準備をしなければなりません。その次に、何をしなければならないのかというと、旧時代の基盤の上に、新しい基準を築くために、準備してきた内容を中心として、その基盤を必ず消化できなければなりません。古い基盤を乗り越えることができなければなりません。それを成さなければ、歴史的な新しい基盤が立たないということが、宿命的結論なのです。

【真なる子女の道p80-83より抜粋・編集】

Category: み言の学校