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地球幸福度指数

<成和学生会報2014年11月号掲載>

“地球幸福度指数”に見る全体目的と個体目的

英国の環境保護団体Friends of the Earthが2006年に紹介した“地球幸福度指数”という指標があります。この指標は、国の豊かさを国民の満足度と平均寿命、そして環境への負荷(地球のエネルギーの消費量)から算出するものです。
これまで、国の発展度は多くの場合GDP(国内総生産)などの経済的指数で表されてきましたが、必ずしもそれらが人間本来の豊かさを表すわけではありません。地球幸福度指数には、人間が将来に渡って文明活動を持続していけるかどうかという概念が盛り込まれています。それによると、少ない資源エネルギーで高い幸福を生み出している世界No.1の国は、中南米の国・コスタリカだそうです。対して、経済大国アメリカは114位とかなり下位に入ります。日本はというと、75位の中位にランクされています。
発表者である統計学者ニック・マークスは、「人間と地球、両方が幸せであることが大切」と語ります。統一原理は「全体的な目的を離れて個体的な目的があるはずはなく、個体的な目的を保障しない全体的な目的もあるはずがない」と教えています。地球幸福度指数は、地球環境の保全(全体目的)を離れて人間の恒久的な幸福(個体目的)はないのだと教えてくれます。“真の幸福とは何か”を提起するこの指数は、理想世界実現の夢を抱く私達にとって、非常に興味深い考え方です。

孝行の道と勉強の動機

9月から11月にかけて、第18回中和文化祭の地区大会が各地区で開催されています。成和学生にとってこの期間は練習と投入の日々であり、孝の心情と兄弟姉妹の絆を育む重要な教育期間です。“神様のために共に投入することは喜びなんだ”と実感する期間なのです。
「教会活動が忙しくて勉強する(させる)時間がない」という相談を頂くことがあります。教会活動と勉強の両立は重要な問題です。この克服のためには、教会活動と勉強は時間管理的には両立関係であっても、教育と成長の観点においては、教会活動が勉強の天的動機を培う一要因となる、という理解が大切です。真のお父様が次のように語られています。

 自分の息子・娘に勉強しろと言って息子・娘が孝道をして、忠臣になると思いますか?とんでもないというのです。「統一教会でお母さんとお父さんは苦労をしたけれど、私はそんな道は行かない!」こう言うのです。それを消化させられる愛の道理を教えてあげなければなりません。 【“み旨にかなった子女指導”より】

私たちが子女に願うのは、信仰と実力両面の成長です。そしてその土台は信仰です。神の子は、自分のためではなく神様のために兄弟姉妹で刺激し合う時、最大の動機を発揮するものです。勉強の動機もまた例外ではありません。み旨(全体目的)を離れては、神の子本来の実力養成(個体目的)は成し得ないのです。子女たちが公的なものを大切にする動機と姿勢を育み、内外の力をつけていけるよう、サポートして参りましょう。

Category: ご父兄、二世担当者様へ