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天の父母様、真の父母様から始まる群れとなろう!!

<成和学生会報2014年5月号掲載>

須山成和学生部長

 

私たちの主体は天の父母様

皆さんお元気様です!春の修錬会も終わり、各教区において様々な出発が始まっていると思います。

この時期は慕わしい兄・姉を成和青年に送り出し、愛らしい弟・妹を成和学生部に迎え、成和子女から成和青年までの流れを感じる期間です。皆さんの所属する13歳から18歳までのこの成和学生期は、心と体が急速に発達する時であり、気持ちの浮き沈み、いわゆる“思春期”というものがある時期です。どんなことでも心が躍動し、自身と通じ合うものがあれば嬉しくなり、感情は花のような時期ですが、一歩捉え方が変わるとあらゆることを自己中心に考えてしまう時期でもあります。

真のご父母様がこの時期における私たちに、一番強調されているみ言に“宇宙主管を願う前に我を主管せよ”というものがあります。この時期に、何を中心として経験をし、行動をしたかが、大人になった時の人格に大きく影響を与えるからです。

アルベルト・アインシュタインの言葉にこういうものがあります。“常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションをいう”

私たちはどうしても、自身を中心とした環境や、自身の家庭のみに焦点をあてた環境にいると、自然とそれが価値観となり、物事の判断基準にしてしまうようになります。

特に成和学生期の教育においては、様々な意見や教育方針があげられます。“私はこのように二世を教育する”、“私の家庭では”、“私の経験の中では”教区で担当者をしていると本当に様々な意見や要望を出されます。ですが、そのほとんどの主語が“私は”です。私たちはまず創造原理にもあるように主体である前に対象です。神の喜びの対象です。“天の父母様は真のご父母様はこのように願われているから、このようにしていくのがいいと思います”という提案は、悲しい現実ですがまずあがることはありません。

奈良教区の成和学生部も2007年から2011年までは本当にこの価値観に苦労しました。奈良教区でそれまで根っことなってしまっていた教育は、天の父母様が教育したいという衝動ではなく、自身が愛したいという衝動から始まったもので、自身の子女が良ければそれで良い教育、悪ければ、悪い教育という見方であり、親が自分なりの願う通りに二世は生きてくれれば良いという価値観でした。主体は私たちであり、天の父母様、真のご父母様が後付けになっていました。一つ課題が起こったら全て天の父母様の教育ではないと決めつけてしまう文化もありました。本当に悲惨でした。

 

天的主体性の確立

担当者の鉄則は、“教育は天がされる”ということです。自身がやりたい以上に、何よりも天の父母様が愛し教育したい、という願いを中心に教育を進めていかなければなりません。

自身を中心とする価値観で育ってくると必ず高校3年生、または中学3年生の時に問題が出てきます。どのような問題につながるかというと、自身のやりたいことだけを考え、その姿を見て天の父母様、真のご父母様が喜んでいるという認識なので、天の父母様、真の父母様の願いの相対に立つということが難しくなります。気がつけば、自身のやりたいことはできているが、本来の相手の為に生きるという価値観がなく、自身のアイデンティティーを見失い、天の父母様の願うことを成せていないという状況になります。これでは必ず祝福の時の価値観も自身を中心として主体、相対を見てしまうので、天の父母様が一番相続させたい、本来の祝福の価値である相手の幸せのためという最も素晴らしい愛は相続できなくなってしまいます。

相対に立つこと、対象に立つことがなかなか普段の生活でできないのが、私たちの信仰生活の大きな課題です。天の父母様と共に生活しているという実感、真のご父母様のお写真を常に置き、そこにおられるという実感をどれだけ持てているでしょうか?

私も直接4度ほど真のご父母様にお会いする機会がありましたが、真のご父母様は常に横に食口がいるかのように、子女がいるかのように生活されています。常に私たちの前に主体としていてくださっています。

共に夢を成していくという時に、始まりは天の父母様であり、真のご父母様です。その願いに応えていくためには、自身に何ができるのか、ここから真の意味での自身の夢が出てきます。

天の父母様、真のご父母様とつながった夢を持つことほど心強く、最高の自信を持ちながら取り組めることはないと思います。

私たちはほとんど多くが自身の欲求を満たされた時に幸福と考えがちですが、天の父母様はそのような一時的な愛で人類を愛したいとは思っておられません。天の父母様の提示される幸福とは、相手の為に生きた時に相手が喜んでいる姿を見て喜ぶというものです。これは一時的な幸福ではなく、永遠に続く愛であり、幸福です。

今おこなっている生活習慣一つからも天から始まっているものか、また自身から始まっているものかをよく見つめ、行動していかなければなりません。成和学生期における一つの習慣と行動が人格完成につながります。

成和学生部の第一ゴールである、天的主体性。まずは天の父母様の立場に立った対象となる修錬を日々の信仰生活で磨いていく努力を共にしていきましょう。

Category: 二世へのMessage