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人間の二重構造

<成和学生会報2014年4月号掲載>2edi

 

アダムとエバを造られた目的

神様がアダムとエバを造られた目的は、どこにあるのでしょうか。人間の形状を見てごらんなさい。まず体を持っていますね。しかし、無形なる神様には体がありません。体を持っていなければ、霊界や地上世界を治めることはできないのです。ですから神様が人間の父母として現れるためには、体を持っていなければならないのです。その体をまとってくる代表は誰かと言えば、アダムとエバだったのです。堕落しなかったアダムとエバの体を持って現れるのです。ですからアダムとエバは、人類の始祖であると同時に、天地を主宰する神様の実体となるのです。実体を持った神様、すなわち、永遠なる無形世界の神様の形状の代身者として、父母の立場で世界を統治する責任者がアダムとエバであったというのです。

それでは、神様はどうしてアダムとエバを造られたのでしょうか。神様は、実体世界を造られた以上、実体世界の中心のアダムとエバの形状でもって、霊界と肉界を連結させようとされたのです。そういう意味で、神様はアダムとエバを造られたのです。

それで、霊界と肉界は何を中心としているのかというと、霊界の代表は神様であり、地上の代表はアダムとエバなのですが、これが連結されなければなりません。ですからアダムが生きている間、彼の持つ形態は地上の国の王様なのです。分かりますか。永遠なる王様なのです。そのように永遠なる王権を持って現れたのです。それで、エバとは誰かというと、王妃なのです。永遠なる王妃権を代表した王妃として登場するのです。そして、永遠なる王権を代表した夫婦となり、霊界に行って神様の代身としての役割をするのです。

 

人間は二重構造で造られた

それでは、神の国に、無形なる神様が独りぼっちでいたとして何をするのでしょうか。見えない神様では、何の役にも立たないのです。人間の父母となるには、体を通して感じることができなければなりません。このように、人間と同じ体を持たなければならないので、神様はやむなくアダムとエバを二重的存在として造らざるを得なかったのです。

では、なぜ二重構造で人間を造らざるを得なかったのかというと、無形なる神様と全く同じになろうとすれば、霊界に行くまでの一生の間に、心と体が一つになったという基準を立てなければならないのです。それができないまま霊界に行ったとすれば、その形状は、神様と一つになれないのです。実体的王権を持つ父母(アダム・エバ)が無形の父母である神様と一体となり、永遠なる天上世界で実体的王権を顕現させるために、アダムとエバを二重構造で造られたというのです。

 

地上との関係を結ぶ道

神様も、アダムとエバに連結されなくては、地上との関係を結ぶ道がないのです。アダム・エバと関係を結ぶことにおいてのみ、アダムとエバの息子、娘とも関係を結ぶことができるのです。これは、自然に結ばれるようになっているのです。

神様が人間を造られた理由は、同じ父母の位置に立てるためだったのです。神様が体を得るためなのです。父母というのは、内外の父母を意味します。ですから外的な父母がアダムとエバであり、神様は内的な父母ということなのです。神様の体がアダムとエバであり、神様の心が私たちの言う神様なのです。その神様が、人類の父母なのです。本来の父母なのです。そして、その神様は、何人もいるのではありません。おひとりのみなのです。おひとりのみであるので、その方が入ることのできるアダムとエバを、二性性相を持つ分聖殿として立てておいて、そこに入っていかれるのです。神様が入って作用すれば、アダムとエバは理想的作用ができるのです。神様が作用しなければ、神様のみ旨も何も分からなくなってしまうのです。

そうしなければ神様は、人間との関係を結ぶ基盤を持つことができないのです。そのような本来の基盤が壊れてしまったので、神様が人間と関係を結ぶことが不可能になってしまったという結論が出てくるのです。ですから、どんなにこの地上に数多くの人間がいたとしても、神様とは関係のない存在になってしまったのです。

【真の子女の生活p15-18より抜粋・編集】

Category: み言の学校