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夢・目標をもつことの大切さ

<成和学生会報2014年1月号掲載>

大河原成和青年部長

新年のあいさつ

新年あけましておめでとうございます。新しい年を迎えると気持ちも新鮮で“よし!この1年も頑張るぞ”となれる特別な時ですね。日本には1月2日に書き初めをおこなう伝統がありますが、そこで1年の抱負や夢を筆で書き新年をスタートします。

皆さんはどんな1年にしたいと思っていますか?是非、今年の夢、目標、決意を言葉にして、文字にして自ら書き出してみてください。書くことで心に刻まれその夢は現実のものとなるというのです。

諦めない心

皆さんは、“夢ノート”を知っていますか?自分の夢や願いをノートに書き達成したら「ありがとうございます」という感謝の言葉で消していくのです。

「人生というのは、自分で決めたとおりの道をいくんですよ。これは脳科学の分野でも証明されていますよ。自分はこうするんだという思いが潜在意識に植えつけられた瞬間に脳はそのとおりに働いていくんですよ。逆にできないと思い込ませてしまえば絶対にできるわけがない。」これは、“奇跡の夢ノート”の著者であり、幼少の頃から夢ノートを書き続け、ついに目標としていた北京五輪シンクロ日本代表としてチーム5位入賞に貢献した石黒由美子さんの言葉です。

石黒さんは、小学校2年生の時の自動車事故で、顔面骨折、眼球打撲、網膜剥離、手足の骨折。そして、顔面を540針も縫うほどのケガを負いました。フロントガラスの破片が顔面に無数に突き刺さり、医者からは、今後、笑うことや怒ることなど、顔の表情を作ることができなくなるかもしれないと言われたのです。

その後、由美子さんの意識は回復したものの、事故の影響でほとんど目が見えなくなり、耳もよく聞こえなくなっていました。

彼女は、入院生活中ある夢を見つけていました。それは、シンクロナイズドスイミング。そして、夢ノートに、“オリンピックにでる”と書きこむのです。医者からは、パラリンピックもあるからねと言われたそうですが、彼女の夢はオリンピックなのです。

退院後すぐにシンクロのクラブに入るのですが、視力は極端に低下し、視野は狭くなり、普通に泳ぐことすらできません。顔には麻痺が残り、右目のまぶたは閉じれません。目を閉じることができないと、角膜が乾燥し、失明する危険性もあるそうです。平衡感覚を司る三半規管にも障害が残っていたため、水中での回転や倒立は到底不可能な状態です。五体満足でも隣の人に列を合わせるのは至難の業であるシンクロ。しかし、他の生徒の練習についていけなくても、彼女は決して諦めなかったそうです。

大学に入学した2003年に、アテネオリンピックの代表選考会が開かれました。シンクロチーム日本代表に選ばれるのは9人。そして、選考会での彼女の成績は10位・・・。オリンピックにあと一歩、届かなかったのです。

これを期に、シンクロをやめてしまい、1年半が経ったとき、由美子さんのお母さんは、彼女の夢ノートを手渡し、「壁は乗り越えるためにあるんでしょ?難しければ、人の3倍も4倍も努力すればいい。今までだってそうしてきたじゃない。お母さん信じているわよ。」という励ましを受け、再び由美子さんはシンクロの世界に復帰し、ついに2008年北京オリンピックへの夢を果たしました。彼女の現在の夢は、“障害を持った人たちに勇気を与えること”そのために大学院に通っています。

人生は振り子のようなもの。最悪の状態が来れば次に必ず最高の瞬間を迎えることができる、そう信じて努力してきた彼女の人生からは多くのことを学ばされます。

何よりも夢、目標を明確に持つこと、次に感謝の生活をすること、諦めないこと。そしてもう一つ彼女にとって大きかったのは励ましてくれる母の存在があったことです。

目標をもって出発しよう

まず今年の夢、目標をもちましょう。そのためにも神様にお祈りをして1年の夢を定めることができるといいですね。次に、感謝の生活、諦めない生活をするためには、幾多の苦難をも感謝で乗り越えて行かれた真の父母様の歩みを学んで見てください。自叙伝がありますので、いつでも学ぶことができるはずです。そして感謝できないことがあれば、父母様の歩みを思い出してみてください。また、好きな父母様のみ言を一つ覚えて何かあればいつもそのみ言を思い出す生活習慣を身につけることで、克服する力が湧いてくるはずです。最後に励ましてもらえるためにも、私から周りの人を励ましてあげる生活を実践してみましょう。

今年も皆さんにとって素晴らしい1年となることを願っています。

Category: 二世へのMessage