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正義の味方と悪の組織

<成和学生会報2013年11月号掲載>

 

正義の味方と悪の組織

インターネット上にあった興味深い記事を紹介します。“正義の味方と悪の組織の違い”について書かれたものです。それぞれの特徴を対比的に表現しています。

正義の味方

 悪の組織

自分自身の具体的な目標がない 大きな夢、野望を抱いている
相手の夢を阻止するのが生き甲斐 目標達成のため研究開発を怠らない
常に何かが起こってから行動する 日々努力を重ね、夢に向かって手を尽くしている
受け身の姿勢 失敗してもへこたれない
単独 ~ 少人数で行動 組織で行動
いつも怒っている 良く笑う

 

イメージするヒーローや悪役は世代によって様々だと思いますが、私は“アンパンマン”や“ウルトラマン”が頭の中に浮かび、この記事を見た時、思わず笑ってしまいました。確かに悪役は彼らなりの世界征服などの夢や野望があり、そのための努力を怠りません。圧倒的な力の差のある絶対的ヒーローに対しても、その力の差を克服するため、綿密に戦略を立て、一人ではなく組織立って行動を起こします。そして毎回、悪役は心の底から“笑う”のです。正義の味方は正しく、悪の組織は間違っているという通説に対し、逆説的にそのイメージを捉え直したこの記事は、私たちに一つの示唆を与えてくれると感じます。

 

原理の味方と愛の組織

私も妻と夫婦喧嘩をしてしまう時がありますが、その時によく犯してしまう失敗が、原理で相手を裁くことです。原理を用いて相対者を諭そうとするのですが、解決した試しがありません。

祝福家庭の親子関係にも、似たような状況が生まれることがあるかもしれません。原理的価値観の重要性は言うまでもありませんが、親が子供に原理を押し付ける時、子供はかえって反発する姿を見せるようになります。創価学会の信仰継承に焦点を当てた論文の解説書『信仰はどのように継承されるか』(猪瀬優理著)に、「親の熱心な信仰姿勢は、子どもの信仰継承に肯定的な影響を与えるが、親の熱心な教化態度は逆に否定的な影響を与える」というデータがあります。私たちの団体と一概に比較できるものではありませんが、親の基本姿勢として学ばされるものがあります。

親である私たち自身も、理想家庭に向かうための研究を怠らず、日々努力を重ね、失敗してもへこたれない、そんな“悪の組織”から学べる姿を子供に見せていきたいものです。

アフリカには、“子どもを一人育てるのには村一つ必要”という意味の諺がありますが、子女教育は教会全体で子女を育む環境作りが大切だと感じます。共に笑顔の溢れる共同体をつくっていきましょう!

Category: ご父兄、二世担当者様へ