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未来の“メシア”を輩出する成和学生部

<成和学生会報2013年8月号掲載>

住友成和部長

アメリカの大地を肌で感じて

 6月24日から7月6日まで、“青年教育者アメリカ修練会”に参加させて頂きました。恩恵交換として、はじめに簡単にその報告を致します。

 まず、米国西部に位置する“セコイア国立公園”や“ヨセミテ国立公園”の大自然を通じ、創造原理の世界観を体感するところから修練会はスタートしました。スケジュールの中頃に訪れた不毛の地“デスバレー”では、史上最高気温に迫る灼熱の世界を体験しました。そこは、あらゆる生命体を拒絶する地獄の一面を見るようでした。一方、後半に訪れた華やぐ街“ラスベガス”には、煌びやかな光と音楽に包まれた恍惚の世界が広がっていました。人間の物質世界への飽くなき執着を容認するこの街は、神の復帰摂理が困難で複雑なものであったことを悟ることに十分でした。この地で、父母様が特別に精誠を尽くされた意義を少し理解できた気がしました。

 そして、帰国前日には“天和宮”を訪れることができました。父母様の香りが漂っており、ラスベガスの街で唯一、天一国の空気を感じることが出来る場所でした。この一連の行程に、特別な天の計らいと意義を感じられた尊い修練会でありました。

 ところで、我々一行19名がアリゾナ州でキャンプをした時に何とも感慨深いニュースに遭遇しました。数日前に発生した大規模な山火事により、消防隊員19名が犠牲になったというのです。私たち19名と無縁の事故とは思えず、襟を正された思いが致しました。み旨を背負う者としての自覚と誇りを持ち、責任分担を果たす者にならなければならないと考えさせられたのです。

私たちの使命

 さて、お父様が聖和されたこの時代、私たちには、如何なる責任があり、また、どんな姿を目指して歩むべきでしょうか?

 “メシア”と呼ばれるお父様は、その生涯を神の国の創建のために精誠を尽くされました。どうやら“メシア”とは、思いを尽くし心を尽くし精神を尽くして主なる神を愛し、神の国と義を求める者のことを指すようです。言いかえれば、天一国創建の主体者あるいは責任者を意味しています。

 統一教会で信仰を持つ私たちは、真の父母に似た者となる使命があります。即ち、みんな“メシア”になる必要があるのです。“氏族メシアは最後のみ旨である”と語られた理由もここにあるのでしょう。

 私たちの生涯も神の国の実現に貢献する必要があります。では、具体的にはどのようにすべきでしょうか?

 天国は急に湧いてくるものではありません。天から降ってくるものでもありません。私達の性急にも地道な努力なくして実現することはあり得ないのです。

 まず、私たちの周囲に天国を作ってまいりましょう。私たちの教会に、私の所属する社会に、そして私の家族や氏族に、自由と平和と統一と幸福を実現して参りましょう。

欠けてはいけない三つの要素

 そこで、その実現のために、身につけねばならないものが三つあると考えます。その一つが“信仰”です。そしてもう一つが“実力”であり、もう一つが“人格”です。

 さらに大事なことは、この三つの要素は、どれも欠けてはならないということです。仮に“実力”や“人格”をいくら評価されても“信仰”に課題があって日曜礼拝さえ参加していないようではいけません。また、“信仰”や“人格”をいくら評価されても“実力”に課題があって社会から後ろ指を指されているようではいけません。また、“信仰”や“実力”をいくら評価されても“人格”に課題があって親兄弟および氏族から信頼されていないようではいけません。

 そして、全ては復帰の八段階です。遠回りのようですが、“僕の僕”からです。一つひとつ周囲の認定を得ていく者となりましょう。いきなりリーダーにはなれませんし、なったところで内容が伴いません。

 成和学生部は、未来の“メシア”を輩出する訓練機関です。今こそお父様の遺志を受け継ぐ同志となり、共にその使命を果たして参りましょう。

 

Category: 二世へのMessage