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天の願いに応えられる者

<成和学生会報2013年5月号掲載>

菊池成和部長

どのように天の父母様を証す人となるか

季節も変わり、通勤途中の川辺一面に広がる、黄色く染まる菜の花が甘い香りを放っています。そのような自然を通じて天の父母様の愛を感じる今日この頃ですが、成和学生の皆さんにおいては、新年度を出発し、環境の変化に少なからず戸惑いながらも、神様と共に元気に過ごしていることと思います。

さて、皆さんは将来、どのような姿をもって天の父母様の証し人となるか?またそのためにどのような準備をすべきか意識しておられますか?昨年、若くしてノーベル賞に輝いた山中伸弥京都大学教授の話題がありました。神様によって創造された私たちの体は、たった一つの小さな受精卵から細胞分裂を繰り返し、様々な機能を持つ細胞に分化していった各細胞で構成されて、その細胞の種類は約270種類、その数60兆個とも言われています。それぞれに一度分化した細胞を、4つの因子(初期化因子)を導入することで未分化の状態に戻す(初期化)ことができる細胞が、ノーベル賞で話題になっている“人工多能性幹細胞(iPS細胞)”だそうです。元に戻るといえばドラえもんではありませんが“タイムマシン”を連想しますね。細胞レベルで未分化の状態に戻り、新しい臓器を生成していくというのですから夢のような話です。大きな病気に苦しむ方にとって大変な朗報となりました。

その山中教授が、座右の銘として掲げておられたのが、『人間万事塞翁が馬』という言葉だそうです。“塞翁が馬”とは、新明解国語辞典によると「その人にとって何が幸せになり、何が不幸になるか、予測しがたいものだの意を表す。」(塞翁が「福必ずしも福ならず、禍必ずしも禍ならず」と答えたという故事に基づく)とあります。現に山中教授は、手術も不得手で他の医師が30分で終わる手術に2時間かかったということもあったそうで、臨床医から基礎研究に転換されたとか。それゆえ臨床医を諦めて今の成果にたどりついたとのこと。“災い転じて福となす”とも言われますが、失敗の連続、挫折を乗り越えての受賞ということになりました。“野球は3割打てば大打者だが、研究は1割打てばすごい研究成果だ”とも言われています。何よりも“夢”や“志”を最後まで諦めずに信念や確信、情熱をもって追求していくことの大切さを学ぶことができます。

また、iPS細胞の最初の小文字の“ i ”は、米アップル社の“ iPod ”のように普及して欲しいとの願いを込めて名前を付けたそうです。このような話を聞くと、医療分野において、より大きな志を抱いて世界中の方々の幸せを願い、未来の絵図を描いていたのだと感じます。中高生期の吸収力の有るときだからこそ家庭・教会・学校のフィールドで失敗を恐れず、将来の自分に対する天の父母様の願いを知るべく様々なことに挑戦してみてはどうでしょうか?

ノーベル賞学者を一番多く輩出しているのはユダヤ教徒であると聞いたことがありますが、近い将来、天の父母様の血統と祝福を誇る二世・三世の中から社会のために貢献するノーベル賞学者が多数出てくるのではないかと思います。なぜなら私たちには明確なビジョンがあり、お父様の教育理念である“愛天・愛人・愛国”によって天を愛し、人を愛し、国のために働く人材になることに向かっているからです。そのためにお母様もあらゆる支援をしておられます。誰よりも天の父母様を愛し、真のご父母様が願われる実質的な天一国創建勝利に向かって、与えられた個性を開花し、あらゆる分野でそれぞれが実体をもって活躍して燃えて欲しいと思います。

影響を与える10代の若者

かつて、亨進世界会長が次のような質問をされました。「どの10代のグループが今世紀に影響を与えるのでしょうか?自由と信仰を制圧する無神論的10代の若者でしょうか?それともクリスチャンの10代?ムスリムの10代?仏教徒の10代?それとも、ユネスコの平和奉仕隊の10代ですか?私はそれを、統一教会の10代の若者たちにして欲しいのです。統一教会の10代の若者たちが世紀を変え、世界を変え、平和を導いていくのです。」

成和学生の皆さん、10代の若者とは、他の誰でもない私自身のことです。まさに今この瞬間も、世界会長を始め、何よりも真のご父母様の熱い期待とご関心が向けられていることを感じて、忠孝の精神を持って天の願いに応えられる者を目指して行きましょう!

Category: 二世へのMessage