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誰よりも愛される存在

<成和学生会報2013年3月号掲載>

田口成和学生部長

神様の最も喜ばれること

 全国の成和学生の皆さん、こんにちは。

 今回は特別な機会を与えて頂いたので、一番伝えたいことをお話しようと思います。それは、祝福家庭の子女として生きている皆さんが、誰よりも愛されてほしいということです。皆さんの両親や家族、親戚から多くの愛を受けてほしいし、学校の友人や先生からも、教会の兄弟姉妹からも、将来の祝福相手からも、多くの愛を受ける皆さんであってほしいです。

 私たち祝福の子女が愛されることは、神様が最も喜ばれることだと思います。私たちは、神様が何千年もの間待ち望んだ神様の子供だからです。しかし、そのことをよく分かっているつもりでも、自分の価値を見失う時があると思います。愛されるべき存在であるはずなのに、そうではなくしてしまっているのは、私たち自身ではないだろうかと思います。

神様の愛を知って

 私も中高生の頃、誰からも愛される人になりたいと思っていました。でも自分自身を見つめてみると、悪いところばかりが見えて、他の人から愛してもらえるような自分ではないと思うようになりました。周りの目を気にして不安になり、自分でも自分を愛することができない日々を過ごしていました。今考えると、“愛されない自分”を自分自身で作り上げていたのだと思います。実際には、家族に愛されていたし、学校の友達も仲良くしてくれたし、教会の兄姉たちからもたくさんの愛を受けていました。たぶん、これは私だけの体験ではなく、皆さんも同じようなことを感じているのではないかと思います。

 そのような時期を越えて、私は高校3年生の時、初めて神様に出会いました。神様は私が一番感動する方法で、私に会いに来てくださいました。そして一言、「ずっと一緒にいるよ」とおっしゃいました。神様は、私が生まれた瞬間からずっと愛し育てて下さったということに気が付き、これから先も永遠に共にいてくださるという確信を持つようになりました。何も才能がなくても、どんなに罪深くても、神様は絶対的な愛と信頼を持って接してくださいました。

 神様の愛を知った後、全てのことが違って見えるようになりました。それまでは、親が面倒を見てくれるのは当たり前だと思っていましたが、無償の愛で育ててくれる両親に深く感謝するようになりました。また私には弟と妹がいますが、いつも一緒にいることが当たり前だった二人も、とても貴い存在だと感じるようになりました。

 そして、二世の兄弟姉妹たちも特別な存在です。周りの人たちに対しては何もできない私でしたが、それは自分でそう思い込んでいただけで、兄弟姉妹たちが私の良い所をたくさん見つけ出してくれました。常に信じて励ましてくれました。二世の兄弟姉妹は、本当の兄弟のように強い絆で結ばれていると感じます。もちろん喧嘩もたくさんして、お互い信じられなくなることもありましたが、それでも兄弟姉妹であるという心情は変わりませんでした。

愛することで成長する

 多くの愛を感じながら、自分の本来の姿が見えてくるようになりました。何も才能がないのではなく、本当はたくさんの可能性を持っていると思えるようになりました。そして、ただ罪深い存在なのではなく、本当は清く正しく生きることができると自信を持てるようになりました。次第に、自分も周りの人たちを愛したい、為に生きたいと思うようになりました。

 誰よりも愛される人になるためには、まず神様が私をどのように愛してくださるのかを知ることから始まると思います。その次に、周りの人たちが、自分をどのように愛してくれているのかを知らなければなりません。愛してくれることに心から感謝しなければなりません。そうすると、自分の良い部分が見えてきて、自分で自分を愛することができるようになります。“愛する”ということは、相手をより良くしてあげることだと思います。つまり、自分を愛することは、自分をより良く成長させるということです。愛される人となるように努力するということです。

 皆さん一人ひとりは、誰よりも愛される存在です。自分自身に対してそう確信してほしいし、周りの人たちも自分と同じように、愛されるべき存在だということを確信してください。私たち自身が幸福を感じることが、世界の人々を幸福にする第一歩だと思います。

Category: 二世へのMessage