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純潔を守る価値

渡邉成和部長

隙間を狙うサタンの誘惑

 全国の成和学生の皆さん、こんにちは。季節はすっかり冬ですね。受験生の皆さんはいよいよ大詰めの時期ですね。受験のない学生も期末テストが控えていますね。

 勉強や部活、また教会活動に没頭している時は本当に充実した日々を過ごしている実感があるでしょう。しかし、ふとした時にそれらの事柄から距離を置くと、充実感はなくなり、寂しさや、満たされない思いに駆られることがあります。そんな時、サタンは待っていましたとばかりに皆さんを誘惑するかもしれません。「○○くん付き合っている娘いるの?」「○○さん、好きです。付き合ってください!」。そんな時、皆さんはどう答えますか?「うちの教会そういうのダメなんだよね。」「神様が決めた相手じゃないとだめなの。」そう言えたらどんなに楽か。

 環境の力、また非原理的であっても、愛の力は皆さんが思っているよりもはるかに強いかもしれません。想像してみてください。思いつく最高の美男美女が好意をもってくれていたら心が動かないでしょうか?そのように心が動いた時に、どう対処すべきでしょうか?

純潔の価値を実感する時

 私たちは何のために純潔を守るのでしょうか?よく理由として“地獄に行きたくない” “ダメと言われている” “原理的に守るべきだ” “親が悲しむから“ “神様が悲しむから” “将来の祝福相手のために”などがあげられます。みなさんはどうでしょうか?前半の二つの理由のみの人は要注意です。なぜなら責任感とは、他のためを思う時に強く感じることができるからです。自分の幸不幸しか考えられないと、その時の個人的な感情や欲求に流されやすいのです。そういった意味でも、若い時に他の為に生きることを学び、他を思う心を育てることが重要なのです。

 為に生きる心が育っていると、「かっこいい、かわいいな~」と思う人がいても、言い寄ったりはしません。なぜなら、その行為は私や親を不幸にするだけでなく、その人をも不幸にすると分かっているからです。そして、そうやって純潔を守ってきた人にだけ、守ってきたことの価値を実感する時が訪れるのです。それは祝福を受けた時ではありません。夫婦となった時でもありません。祝福を受け夫婦となった後、お互いが信頼と尊敬、愛と性で一つとなった時に訪れるのだと思います。

 以前イギリスの番組で二世の祝福カップルを取材したドキュメンタリーが流されました。その番組を見た私の相対者がこんなメールをくれました。「イギリスでも純潔を守るのはとても大変みたいで、その女の子も学校ではレズビアンと思われ辛い時期もあったとのこと。純潔を守ったか守ってないかは、本人が祝福相手と向き合う上で本当に大切なことで、辛い時に自分を勇気づけてくれ、神様が助けることのできる条件になるんだと感じました。安信さん、純潔を守り通して私を迎えてくれて本当にありがとう。誇りに思っています。精誠を尽くしてくださったお父さん、お母さんに本当に感謝しています。」

 自分は23歳までは、「付き合うとしても相手にも迷惑をかけるから」という理由と単純にそんなにモテなかったので何とか守られていただけなのですが、改まってそう言われて嬉しかったし、口を酸っぱくして教育をしてくれた父母に感謝した瞬間でした。

真の愛、真の生命、真の血統の結実

 お父様のみ言にこのようなものがあります。「生命より貴く、愛よりも重要なものが血統です。生命と愛が合わさって創造されるものが血統です。これらの内、生命がなくても、愛がなくても血統は創造されません。愛、生命、血統の内、その実りが血統なのです。神様の血統の中には、真の愛の種が入っていて、真の生命の体が生きています。したがって、この血統と連結されれば、神様が理想とされた理想人間、すなわち人格完成も可能であり、理想家庭も生まれるのであり、さらには神様の祖国、理想国家も出現するのです。」

 成和学生の皆さん。純潔を守ることは、天一国創建の鍵でもあります。また、今は実感として分からなくても、神様と相対者と一緒に、将来の幸せを噛み締めるため、心と体の純潔を守ってください。そして純愛を神様から与えられるただ一人の人に捧げることができたなら、それほど清く尊いことはありません。何よりも、真の愛、真の生命、真の血統の結実として私たちを生んでくださった神様、真のご父母様、両親に感謝して、中高生期の今は、他を思いやる心を育てる期間にしましょう!

(成和学生会報2012年11月号掲載)

Category: 二世へのMessage