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『天地人真の父母様聖和』 に寄せて

家庭教育局 佐野局長

聖子の道を歩まれた真のお父様

 2012年9月3日(天基3年天暦7月17日)午前1時54分、真のお父様が聖和されました。神様とみ旨のまえに、名実ともに“聖子”の道を全うされ、地上での93歳の生涯を閉じられたのです。

 成和学生の皆さんは、この現実をどの様な気持ちで受け止めたでしょうか。そして今どのような思いで過ごしていますか。皆さんから見れば、ひいおじいさん(曾祖父様)のような真のお父様ですから、一般的には長寿を全うされて息を引き取られたと理解されるでしょう。

 しかし私たちの真のお父様の聖和の意味は、一般の死とは全く異なります

 まず、真のお父様は、歴史上たった一人の方です。神様のひとり子といわれたイエス様が成し遂げることのできなかったメシヤ(救世主)の立場を蕩減復帰され、完成するために来られた再臨主であり、実際その使命を全うされた真の父母として、また平和の王として勝利された、たった一人の方であります。

 そしてそのことは、神様が人類始祖アダムとエバに与えられた三大祝福を、最初に完成されたことを意味するのです。

 地上で100%神様の心情(愛)を実践した心と体で、個性完成された人を“聖子”といいます。そしてそのような男性(アダム)が女性(エバ)を迎えて結婚し、完成した家庭を“真の家庭”といいます。更にその真の家庭から祝福結婚を通して繁殖した国民によって造られる国家(世界)を、“天一国”(地上天国と天上天国)というのです。真のお父様は、これらの勝利基台を一代で完全に成し遂げて、地上の人生を閉じられたのです。

 皆さんは、イエス様やお釈迦様など四大聖人をはじめ歴史上の聖賢たちについて学んでいることでしょう。これらの人に共通することは、生命をかけて人の道を究めて人々に説き、その教えを通して後世にも影響を与え続けてきたということです。
 しかし真のお父様は、なによりもまず、神様の正しい姿と愛と理想を人類に説き、その道を生涯貫いてきた唯一の方であります。そのように神様とその願いに絶えず生きている人が“聖子”です。

 当然“聖子”は、神様の願われる三大祝福を完成される方ですから、家庭では父母を中心として生きる“孝子”であり、国家では中心の為に生きる“忠臣”であり、世界では人類全体のために生きる“聖人”の道にも通ずるのです。

聖和の意味

 それではここで“聖和”という意味を学んでみましょう。“聖和”とは、2011年“天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会”の中で、真のお父様が初めて使われた言葉です。それまで統一教会では、1994年1月2日興進様が亡くなられた時以来、祝福家庭の家族が亡くなることを昇華といい、その葬儀を昇華式と呼んできました。それが2011年11月9日(天基2年天暦10月14日)以後聖和式としておこなうように、改められたのです。

 私たちは、統一原理を通して、人間は霊人体と肉身の二つの部分からなり、被造世界も無形実体世界(霊界)と有形実体世界(地上界)があることを学んできました。ですから地上の人生を終わる死ということは、無に帰するということではなく、霊界での人生に移行することをいうのです。仏教でも死後を此岸から彼岸に行くとか、他界するというように表現してきました。そして同時に大切なことは、霊界とは神様とともに永世する世界であり、そのために地上界は、私たちが愛を実践して人格を完成して行く成長期間なので、その生き方が非常に重要であるということです。

 このように見れば、真のお父様のように地上で100%神様の愛に生き、徹底して為に生き、また為に生き抜いた人が、“聖子”として霊界に行った時、最も聖なる方である神様と一つになることができるのであり、このことを指して“聖和”というのです。ですから、“聖和”は、なくなって霊界に移っていくことではなく、神様と一つになっているかが重要なのです。

霊界と地上界の関係と私たちの姿勢

 そして地上生活のゴールともいえる霊界ですから、地上界と霊界の聖和も重要です。マタイによる福音書16・18-19「あなたが地上でつなぐことは、天上でもつながる。あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる。」ように、霊界が聖なる世界となるためには、地上界が聖なる世界とならなければなりません。

 真のお父様は聖子として霊界に入られ、地獄を解放され、霊界を天一国に向かって整理され、地上は、真のお父様と一体となり聖和の基準を立てられた真のお母様を中心として、霊界・地上界が共に天一国創建(基元節)に向かって前進するように霊界に出発されたのです。これからは、急速に罪悪世界は分裂崩壊し、創造本然の世界に移行するでしょう。

 成和学生の皆さん。皆さんは祝福子女として神様の血統に生れ、生まれながらにして聖子に連なる一人びとりです。真の父母様のように、誰よりも神様を愛し感謝する生活、み言を毎日訓読しそのような生活を積み重ねて、未来の主役となりましょう。

(成和学生会報2012年10月号掲載)

Category: 二世へのMessage