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強いアベルとして

CARP 佐野副ブロック長

 私は中高生時代は二世学生会、大学時代はCARPで活動し、現在はCARPスタッフとして大学生、二世圏の伝道や教育に携わっています。思えば自分も中高生、大学生の時期には様々な悩みがあり、心情が大きく揺れたこともありましたが、その中で様々なことを学んで成長できたと実感しています。

強くあるということ

 最近、文國進様が日本に来られて何度も話されている内容が「強いアベルになりなさい」ということです。アベルがカインに殺されてしまったのはなぜか?“自分だけ神様に供え物を取ってもらえたアベルが傲慢になってしまい、カインを愛しきれなかったので、カインも怒りを抑えられずにアベルを殺してしまった。”という内容を聞いてきたと思います。しかし國進様は「アベルは弱かったからカインに殺された。もしアベルが強かったなら、殺されそうになった時に自分を守ることができてアベルもカインも生きる道があったんだ。」と言われます。聞き慣れないその答えに驚いた人も多かったと思いますが、考えてみれば当たり前の話です。守るべきものがあって、目標を達成しようと思うなら強くなければなりません。どんな動物にも外敵から自分や家族を守り、生命を繁殖するための知恵や武器といった力があります。ましてやサタンからの攻撃を防ぎ、神様とご父母様の夢を一緒に果たそうとしている私たちがアベルとして強くならなくて、どうやってそれを果たすことができるでしょうか?國進様もそのために「強いアベルになりなさい」というメッセージを下さるのです。

 それではもう少し掘り下げて考えてみた時、その強さとは一体何でしょうか?皆さんは強さと聞いてどのようなことを思い浮かべますか?まず分かりやすいものとしては外的な強さだと思います。健康や体力といった体の強さはもちろん大切ですし、また正しい知識や専門的な能力、創造力といった実力も必要でしょう。

 次に内的な強さに目を向けてみると、心の強さ、信念といったものが挙げられるのではないでしょうか?どんなに体力や外的実力があっても、心が弱ければそれも活かせなくなってしまいます。もうダメだとあきらめてしまうような限界の状況で、むしろ絶対に負けまいと燃えて困難を克服していける強さ、“逆境の哲学”が備わっているかが重要だと思います。これは偉業を成した歴史的な人物や世界的で活躍しているスポーツ選手などの姿をみてもわかるように、実践、実体験を通して養われる重要な強さです。

強さの動機

 このように強さと一言で言っても様々ありますが、それらの中で私が一番大切だと思うことはやはり“動機”だと思います。自分のために頑張るという動機も一つの原動力になりますが、それ以上に誰かのため、全体のため、更には神様のために頑張る人は本当に強い人です。私たちは率先して神様に対する信仰と、人や国・世界に対する愛を育み、為に生きる実践をしていくことが神様のみ旨を果たすための大きな一歩になると感じます。

 気をつけなければならないことは、私たちは“神様、ご父母様の夢を果たすために”と言いながら、いつの間にか“自分のために”という動機にすり替わってしまうところです。それを一言で表すと“我”です。我はサタンが最も好むもので、いずれは分裂を生み、自らを滅ぼしていきます。しかし我の克服は決して簡単なものではありません。真のご子女様であり、世界会長であられる文亨進様も自ら「私は罪人です。」と言われながら、毎朝3時から精誠を捧げられる背後には、本当に謙虚に自分を改め、動機を神様、ご父母様中心のものへと正していらっしゃる姿勢を感じます。私たちも亨進様に倣って、いつもこの姿勢を大切にしなければならないと思います。

 最後になりますが、私が知る上で最も強い人は真のお父様です。お父様には誰にも負けない内外の強さがあります。93歳を超えても世界を周られて神様のみ言を伝え続け、どんなに相手から裏切られても諦めず愛し続けていかれます。そして16歳の時にイエス様と出会ってから、今も変わらずただ神様のため、人類のために歩み続けておられます。

 私たちもそんなお父様の似姿になっていくことが強くなる秘訣ではないでしょうか?お父様も私たちに強くなってほしいと願われていますし、自分以上に神様を愛し、人類を愛する子女たちが現れることを願っておられます。

 ぜひ成和学生の皆さんがその願いに応え、これからの未来を築くリーダーとして強くなっていって下さい!皆さんが神様、ご父母様の夢を果たす孝子、孝女として更に活躍していくことを心からお祈りしています。

Category: 二世へのMessage