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喜びと悲しみ(文亨進様のみ言)

◆大震災が起こった時に東北から宮崎台修練所に避難してきた二世たちに語られた亨進様のみ言を紹介します。

弱い心と戦ってください

 私は、私のお兄さんが霊界に行ったとき、心の中に、炎のように熱い怒りが込み上げてくるのを感じました。しかしそれは特別なことではありません。私たちは、自分が感じている苦しみが最もひどいものだと感じやすいのですが、しかしそれは全世界のどんな人でも愛する人を失ったときに、同じように感じる痛みなのです。

 全ての感情は、「もうあまりにも希望がない」という方向にだけ向かおうとするでしょう。それが普通です。悲しく感じたいのです。そのように感じたら、皆さんが悪人であるということではありません。しかし、そこにとどまっていては誰も皆さんのことを助けてくれません。そして、同じような体験をしてきた、隣にいる人に希望を与えてあげることもできないでしょう。

 自分の感情が絶望的な方を選びたくなってしまうという心とよく闘って、勝利しなければいけません。勝利することは難しいでしょう。それは大丈夫です。でも、そこにとどまってはいけません。

喜びも悲しみも永遠ではない

 この世界のすべてのものは永遠ではありません。喜び、うれしいという気持ちも永遠ではありません。悲しみも永遠ではないのです。感情というのはいつも変わります。

 もしあなたにある朝、エックスボックス(ゲーム機)のプレゼントが届いたら、気分はどうですか?うれしいなと思って箱から出して、ワーイワーイと喜んでいたら、手が滑って落っこちて壊れてしまった、よく見たら保証書がついていなかった。そうしたらあなたの気持ちはどうなりますか?まだうれしいですか?腹が立ちますか?

 一日の生活の中でも感情は上がったり下がったり、うれしかったり悲しかったりと動き回ります。感情というのはいつも同じではありません。永遠なる感情というものはありません。今皆さんが悲しんでいたとしても、その悲しみは永遠に続くわけではありません。今とてもうれしいといっても、そのうれしさは永遠に続くわけではないでしょう。今怒っているとしても、それも永遠ではありません。

良い瞬間を写真で撮る

 皆さんの好きな食べ物は何ですか?ピザですか?おなかが空いていると、ピザは最高ですよね。一切れ食べたらすごくおいしいですね。二切れもおいしいですね。四切れくらいまではおいしいですね。でも十切れ目くらいには「うーん」となってしまいますね。二十切れくらいになると、ゲップが出てきます。それと同じです。私が感じた喜びをずっと維持しようとしてやっていくと、ピザと同じことで、ある日それを吐き出すようになってしまいます。

 喜ぶということよりもっと重要なことは、感謝することです。感謝というのは、その良い瞬間を写真で撮って残すようなものです。愚かな人は、うれしいことがあったとき、さっきのピザのように「もっとくれ、もっとくれ」とうれしさだけを追求しようとします。賢い人は、ピザを食べる機会があったら、「ああ、ありがとうございます」。そして一切れか二切れ食べたら自分としては十分なので、横にいる人、弟、妹、兄弟姉妹に分けてあげようとします。このように行動する人が賢い人ですね。

信仰と希望を失わないこと 

 どんな感情が起こってきたとしても、それが永遠ではないということを覚えてください。そして、今生きているという事実を忘れないでください。今や皆さんの命は皆さんだけのものではありません。もともと生まれたときから皆さんのものではないのです。私たちの人生は、たくさんの人と連結されています。全ての人の人生はお互いにつながっています。私の人生は私だけの人生ではないのです。

 よい感情が起きた時に、感謝して、心の写真を撮るのです。悪い感情がやって来た時に、永遠ではないのだと思い起こすことで、それを克服して乗り越えていくことができます。

 お互いに助け合いながら、時にはお父さん、お母さんもくたびれてしまうので、激励してあげてください。皆さんもいろいろな心配事があると思いますが、ご両親はもっと大きな心配事を抱えています。励ましてあげてください。一番大切なことは、信仰を失わないことです。希望を失わないことです。希望がなければ、信じることはできません。信仰がなければ愛を感じることができません。

【TODAY’S WORLD Japan3月号より抜粋・編集】

Category: み言の学校