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心の成長と時期

シュタイナー教育では、0~7歳の時期に“善”に向かう意思(意)が成長し、8~14歳の時期に“美”に向かう感情(情)が成長し、15~21歳の時期に“真”に向かう思考(知)が成長すると言われています。私たちは個性完成した姿として、心の三機能である知情意のバランスが取れた人格者を目指しますが、確かに成長の段階におけるタイミングがあるように感じます。

 

1.   良心の呵責を感じさせ、善悪をしっかりと教える

幼少期には親の関心が子女への一番の良薬です。親に褒められたい一心で、子女は一生懸命に物事に取り組みます。ところが、当然幼い時期は自己中心でもあるので、わがままな言動も目立ちます。その際に、親の正しい叱り方がポイントになります。それは、良心の呵責を感じる叱り方です。叱るときの原則として、怒っているときには叱ってはいけません。怒りに任せて子女の存在を否定してはいけません。必ず子女の言動に対してのみ叱り、良心の呵責を感じるようにさせます。逆に、褒めるときには言動もそうですが、子女の存在そのものに対して褒めてあげて下さい。「良い成績を取ったね」よりも「やはりあなたは素晴らしい子だ」、「自慢の子女だ」と。この時期に良心を大きく成長させ、同時にたくさんの良心の呵責も感じさせながら、善悪の基準を明確にしていきます。

 

2.   本当に美しいものに触れさせる

小学生から中学生にかけて、以前にも増して多感になり、美的感覚も鋭くなります。この時期はとにかく、美しい自然に触れさせ、美しい音楽を聴かせ、美しい人生を学ばせ、美しい心を成長させて下さい。親子での山登りや自然探索を通して、豊かな心を育む時間を持つのも良いでしょう。聖歌や、心落ち着く優雅な音楽が家の中で流れているのも良いです。また、偉人の伝記や映画・書籍等で、神様や人類のために生涯を捧げた人の人生に触れる機会を多く設けて下さい。この時期に見た映画、読んだ本、聴いた音楽、触れた人は、大きくなっても心の中に強く残っているものです。サタン的な文化が蔓延している今の時代だからこそ、家庭や教会でもより一層注意を払う必要があるようです。

 

3.   み言の探究、原理の真理性に感銘する体験を積む

中学生ぐらいまでは難しかった原理やみ言も、高校生ぐらいになると理解できるようになってきます。中学生の延長で考えていると、子女の知的欲求を満たせない場合もあります。特にこの時期になると、価値観が固まり始める時期でもあるので、原理に対する確信を持たせる絶好の機会です。修練会等を通して、原理やみ言に感動する体験を多く積ませることと同時に、親子の会話の中でもみ言の素晴らしさを伝えられたら良いです。

Category: ご父兄、二世担当者様へ