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原理講論を読もう♪⑰

 

エバの過ち

 エバは天使長ルーシェルによって純潔を失った後、自分がとんでもない過ちを犯したことに気がつきます。自分が結婚し、家庭を築いていくべき相手は天使長ルーシェルではなくアダムであることを再認識したからです。そして天使長ルーシェルによって純潔を失った瞬間、アダムの妻になる資格を失ってしまったことに気がついたからでした。

 それでは何故堕落したエバはアダムの妻になる資格を失ってしまったのでしょうか?それは血統が変わってしまったからです。本来エバは神様に創造された唯一の女性だったため、当然神様の善なる血統を持って生まれました。しかし神様の愛を独占したいという自己を中心とした欲望に支配された天使長ルーシェルと関係を持つことで、エバは神様を中心とする善なる血統から天使長ルーシェル(サタン)を中心とする悪の血統に変わってしまったのです。自分が本来の血統を失い、アダムの妻としての資格を失ったことに気がついた瞬間、エバはとてつもない恐怖を感じたはずです。自分が失ったものがどれだけ尊く、自らの罪がどれだけ重いものか気がついたからでした。エバは神様の血統を取り戻し、元の位置“神様の血統を持った娘、アダムの妻としての位置”に戻りたくて、戻りたくてたまりませんでした。

罪の繁殖

 そんな時エバが頼る相手は誰だったでしょうか。天使長ルーシェルはエバを堕落させた張本人なので、頼るべき相手ではありませんでした。神様に頼り、自らの罪を報告し、赦しを乞うのはエバにとって余りにも恐ろしく、勇気が出ませんでした。こうして考えると、アダムだけがエバにとって頼ることができる唯一の相手でした。何より本来の自分の夫となる人なので、アダムと関係を回復することが神様の元に帰ることができる唯一の方法だと考えました。エバは野原を駆け巡って帰ってきたアダムにそれとなく近づき、自分が天使長ルーシェルにされたのと同じ方法で誘惑します。

「女がその木を見ると、それは食べるに良く、目には美しく、賢くなるには好ましいと思われたから、その実を取って食べ、また共にいた夫にも与えたので、彼も食べた。すると、二人の目が開け、自分たちの裸であることがわかったので、いちじくの葉をつづり合わせて、腰に巻いた。」(創世記3・6-7)

 聖書には非常に簡潔にエバがアダムと堕落したことを伝えています。しかし実際にはアダムを誘惑するエバの心情が不安と恐怖に支配されていたことは間違いありません。しかし不幸なことに、ヘビに比喩された天使長ルーシェルの狡猾さを譲り受けたエバは巧妙にアダムを誘惑し、ついにはアダムの純潔を奪うことに成功します。エバはアダムの純潔を奪っても自分が神様の元に戻れないことを実感します。神様の許可もなく、エバと関係を持ったことで戒めを破った重大さに気がつきます。アダムとエバは一様に不安に駆られ、身を隠し、腰にいちじくの葉をつづり合わせました。

 それまで互いに裸でいても恥ずかしくなかったアダムとエバが堕落した後、なぜ腰をいちじくの葉で隠したのでしょうか。それは彼らが腰で罪を犯したことを暗示しています。私たちも悪いことをした時、反射的にその証拠を隠そうとしませんか?食べてはいけないと言われていたお菓子をつまみ食いしているところに母親が入ってきたら、どこを隠すでしょうか?間違いなく口を隠すでしょう。これは人間にとって本能的な条件反射だと言えます。犯罪者が盗んだものを隠蔽するために、犯行に使った道具を捨てるように、罪を犯した痕跡を隠そうとするのは人間にとって非常に自然な行為なのです。アダムとエバが堕落後に腰を今月の原理勉強は、先月の続きで、人間始祖の堕落行為がどのようにようにして起こり、それがどのような結果につながってしまったのか、学んでみましょう。隠したという聖書の記述は、彼らの犯した罪が文字通り善悪の木の実を食べたという行為にあるのではなく、純潔を失う罪を犯したということを暗示してくれています。

本然の祝福結婚

 神様を中心とする善なる血統を失ったアダムとエバはエデンの園を追放されます。この瞬間から神様の血統を取り戻すための復帰摂理歴史が始まりました。神様は人類に中心人物を送られながら、善なる条件を立てさせ人類が神様の血統を取り戻すことができるようにあらゆる試みをされました。そして6,000年の復帰摂理歴史の結果として神様が人類に送られたのが真のお父様です。神様の血統を持って生まれた真のお父様は真の父母となり、祝福結婚という恩恵を持って人類が神様の元に戻れる道を切り拓かれました。祝福結婚を通した血統転換だけが、サタンを中心とした悪の血統から神様を中心とする善なる血統に生みかえることができるのです。更に祝福結婚は神様が本来アダムとエバに望んでいた結婚の形でもあり、それはアダムとエバの幸福の基盤になるはずでした。神様にとってはアダムとエバが神様の願う結婚をしてくれなかったことが、どんなに涙を流しても、また涙が流れるような悲劇でした。

 中高生の皆さんも、近い将来、祝福結婚を受ける時期が来るはずです。それまでしっかりと純潔を守り、神様が喜ばれる祝福結婚を受けることができるよう準備してほしいと思います。皆さんが祝福結婚を受けるということは、6,000年間神様が待ち続けてきた善なる血統を持った息子・娘の結婚式が行われるということを意味するからです。

Category: 誌面説教②