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第4回親子で育む韓国語習慣

会話を継続させる方法

会話を継続させる方法

外国語シグナルを出そう!

 外国語を習得するのに一番効果的なのは、その国の人と直接話すことです。韓国人と話す場合には大きく分けて二通りのケースがあります。①日本語が全く話せない韓国人と会話をする場合、②日本語が少しでも話せる韓国人と会話をする場合です。前者であれ後者であれ、あなたが会話をする韓国人に“ 自分と韓国語で会話をしても私は韓国語を理解していますよ…” というシグナルと雰囲気を送ることが重要です。前者の場合は韓国語シグナルを送らなければ会話自体を持つことが難しいでしょう。後者の場合は、日本語がわかる韓国人と会話をする時、使用する会話言語の選択肢は、韓国語で話すか日本語で話すかの二通りのパターンがあります。
 それでは誰がその選択をしているのでしょうか。実はあなたがしているのです。“ 私の韓国語を相手が分からなかったらどうしよう”“ 間違ったら恥かしいな”“ 相手が理解できなかったら仕事に問題が生じてしまうかも” という気持ちであなたの日本語を理解してくれることを願いながら日本語で話しているのです。せっかくならもう少し勇気を出して、“ 相手が私の韓国語を理解してくれるだろう” と信じて、韓国語で話してみてはどうでしょうか。話し相手が日本語で聞き返してきても、少し強引にあなたが韓国語で話し続けることが重要です。数回繰り返していたら、自然と韓国語ベースで会話が成り立ち始めます。そして相手がいつも韓国語であなたに話しかけてくるようになるでしょう。その繰り返しで、結果的に韓国語で会話ができるようになるのです。選択肢は二つなのです。韓国人が送る“ 日本語で会話しても大丈夫だよ” というシグナルをあなたが受け入れるか、あなたが送る“ 韓国語で会話しても大丈夫だよ” というシグナルを相手が受け入れるかなのです。韓国語を学習したいと思う人は、自分の“ 韓国語シグナル” を相手に送って受け入れてもらうように努力してください。私の知っているある日本人は英語学習熱が強く、日本人相手にも英語で話し返していました。私も数回日本語で話しかけたのですが、いつも英語で話し返してくるので、結局は私がその日本人に英語で話しかけるようになりました。彼の英語シグナルが私の日本語シグナルに勝った例だといえます。

知っている単語を口にしてみる

 ここで自分は韓国語のレベルが会話をできる程ではないので、無理だなと思う人がいるかもしれません。その人のために具体的な学習方法を一つ紹介したいと思います。それは“ 相手の会話の中で自分が知っている単語を一つでいいから見つけて、口に出して話し手に聞き返すこと” です。文章全体を理解できなくても、一つでいいから聞き取って相手に反復するのです。日常的な会話も、初回で話した頻度数の多い“ 言葉の塔” の中で多くの場合なされますので、頻度の多い500 単語で会話を継続できるこができます。
 時にはあなたが知ってる単語が一つも出てこない時があります。その時は、意味が分からなくても何となく聞き取った単語を口に出して聞き返してください。相手が話した単語や内容を聞き返すことで、話し手はあなたが話の内容に共感してくれているとか、もっと深く知りたがっているとか、話し手なりにあなたが聞き返した言葉の意図を解釈して、継続して韓国語で話しかけてくれるでしょう。そうしたらもう韓国人が“ あなたと韓国語で話してもOKなんだ”と受け入れてくれたと思って間違いありません。それを繰り返すことで、韓国語が話せるようになっていくのです。
心情的な会話で通じあう

 よく意味が分からないまま会話が膨らんでいくことに、恐怖心を持つ人がいます。大丈夫です!怖くないです!よくよく皆が話している姿を観察してみれば、話し手の話の意味を100%理解していないまま会話が継続するケースは実は多いと思っています。親が子に話す時、子供が100%親の話を理解しているでしょうか?私の息子を見てみても、100%理解していない場合が多いと思います。私が妻と話す時も(英語や韓国語なのですが)妻が100%理解しているかな?と思う場合があります。その理由は①単語の意味を理解していない、②文法を理解していない③文化的背景を理解していない、④自分が経験した内容を共有、共感していないなどの理由があると思います。それでも会話が成り立つわけは、人間は理性的な世界だけでなく、心情的な世界でも関係性を結んでいる存在だからではないでしょうか。
 昨日より今日、今日より明日とより深く分かり合い、共感しようと努力しているのが私たちの生活ではないでしょうか。韓国語でもその努力を共に続けていきましょうそうすることで私たちは徐々に天の父の心情を、より深い次元で共感していけるのではないでしょうか。それが私たちが言語学習をする究極的な目的ではないかと思って
います。

(佐桑高光)

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Category: 二世特集!