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原理講論を読もう♪⑤

 

授けることから始まる20100716151452_00001

 私が原理講義を初めて聞いたのは小学校4年生の頃だったと記憶しています。「大きくなったから原理講義を聞かないとね」と教会のお姉さんに言い聞かされて講義に臨みました。講師はわかりやすく教えてくれたのでしょうが、いかんせん私の頭がついてきませんでした。そのなかで唯一わかりやすいなと思ったのが授受作用の説明でした。そのせいか授受作用の部分は何度聞いても親しみを持って聞けましたが、勉強すればするほど授受作用には深い内容があると気づかされました。そこで今日は皆さんと授受作用について考えてみたいと思います。

 「授受作用」とは二つの存在(主体と対象)が形のあるもの、ないものに関わらず授けて受ける行為のことを指します。原理講義で必ず強調されることですが「授受作用」はその漢字の通り、先に授けて、その後に受けることを強調しています。それではどうして最初に授けなければいけないのでしょうか?結論から言うと「最初に授ける」ことが皆さんを成功に、そして幸せにしてくれるからです。その成功的な例として神様の創造を挙げることができます。神様はご自身がイメージされたとおりに宇宙を創るために、持っている全てのエネルギーと愛を投入しました。 地上時間に換算すると、地球ができるまでの数十億年間、神様は投入を続けられたことになります。その投入とは授受作用の「授」に該当するものです。神様の傑作ともいえる宇宙に産んでもらったアダムとエバから「神様ありがとう」と感謝を気持ちを「受」けたのは果てしない投入の結果でした。神様が最初に徹底的に「授」ける行為を徹底されたのは、それが宇宙を成功的に創造する唯一の方法、つまり原理だったからです。このように神の創造が「授」けることから始まったことからみても、私たちが何かを成功させたり、相手を喜ばせようと思えば必ず「授」ける行為から始めなければいけないことがわかります。

良く授け、良く受ける

 ところで原理講論では単に授け受けするのではなく「良く授け、良く受ける」(P50)ように指導しています。「良く授ける」とはどういうことでしょうか?まず「正しく」「善なるもの」を授けるという意味です。私たちが相手に「間違ったもの」や「悪いもの」を授けたらどうなるでしょうか?相手も私たちに同じものを返してくるでしょう。授受作用はどんどん発展していくので、私たちが与えた小さい「悪」が授受作用を通して大きな「悪」に発展することもあります。逆に「善」を与えた場合、相手からより大きな「善」が返ってくるため、「善」の発展を引き起こすことができます。二つ目に「貴重なもの」「価値あるもの」を与えることです。友達にプレゼントするときに自分のいらないものや余り物をあげるでしょうか?もちろん「余り物」をプレゼントしても相手は喜んでくれるかもしれません。しかし私たちはその相手を見てどう感じるでしょうか?喜んでくれてよかったと嬉しくなるよりも、逆に申し訳ない気持ちになると思います。私たちが相手に与えたいものは「余り物」や「価値のない物」ではなく、自分が本当に大切にしているもの、投入したものなのです。それを受け取って喜ぶ相手の姿を見てこそ、私たちは心から与えた喜びを得ることができるのです。

 次に「良く受ける」とはどういうことでしょうか?繰り返しになりますが、一つ目は「正しく」「善なるもの」を受けるということです。相手が与えてくれるからといって、無条件で全てを受け取っていいわけではありません。それが「間違ったもの」や「悪いもの」であれば、「受けない」ことも私たちの大切な責任なのです。二つ目は「喜んで」受けることです。誰かがプレゼントを持ってきてくれたのに、それをぶっきらぼうに、しかも相手の顔を見ることもなくプレゼントだけ持っていくのは「良く受ける」行為ではありません。「恥ずかしかったから」「クールに」などの言い訳は通用しません。相手は私たちのために「価値あるもの」を与えてくれるわけですから、それをしっかりと「受ける」責任が私たちにはあることを忘れてはいけません。相手に感謝の意を伝える、時にはオーバーアクションになっても喜んでる姿を相手に伝えることは「受ける」側の大事な責任分担なのです。私たちの喜んでいる姿を見て、プレゼントを与える側はより大きな喜びを受けることができます。「良く受ける」という行為はそれ自体が相手に喜びを「授ける」行為になり、この連続が授受作用を、ひいては私たちを発展させてくれるのです。

授受作用は為に生きること

 このように授受作用を理解することで、私たちはお父様が繰り返し強調される「為に生きる」というみ言の価値がわかってきます。誰かの為に生きる生活とは「善なる」「価値ある」ものを相手にまず与えていくことで、相手を、私を、大きくは社会、国家を善なるものに発展させてくれる基盤になります。「良く授け、良く受ける」生活を皆さんも心がけて大きく成長していきましょう。

Category: 誌面説教②